センター

わたしは幼い頃からアイドルが大好きだ。

 

小学校

低学年では、ラブandベリー

 

中学年になり、きらりんレボリューション

 

高学年にAKB48

 

たくさんのキラキラしたアイドルをみて

いいなぁって憧れて育ってきた。

 

「後悔」という言葉がだいっきらいで

しないようにいいとこ探しして生きてるけど

たった一つ「後悔」を持ってしまっている。

 

それは、アイドルにならなかったこと。

 

AKBのオーディションを受ける機会

何度もあった。

NMBのオーディションは地元で身近だった。

乃木坂の1期生だって知ってた。

 

だけど、びびって受けなかった。

どうせ私なんて…ってネガティブな気持ちも

あったけど、それよりも今いる「居場所」が

なくなるのがとてもこわかった。

 

中学生の時、

実際に身近にNMB48になった子がいた。

その子と同じ学校だった子はその子の悪口

いっぱい広めてた。

知り合いではなかったから真相は知らない。

だけど、知り合いだった子達はみんな嫌ってた。

 

アイドルになったら、芸能人になったら、

今いる「居場所」が無くなってしまう。

みんなに嫌われてしまう。

それを恐れてしまった。

 

本当は「居場所」なんて無かったのに。

 

もちろん、

アイドルにならない人生を選んだから

楽しかった女子高生活も留学生活も

高知での一人暮らしもあった。

最高の出会いもたくさんした。

 

だけど、やっぱり思ってしまう。

アイドルだったらなぁって。

 

あの神7と呼ばれてたAKBのメンバーたちは

当時19.20だった。

あっちゃんなんか21歳で卒業した。

 

同じ年、まだ自分はあんなに輝けてなかった。

 

同じ日本で生きてるはずなのにこうも違うか。

 

いっぱいいっぱい落ち込んで

いっぱいいっぱい考えた

 

それでね、わかったんだ。

 

アイドル以外でも輝いてる人はいっぱいいる

ってことを。

 

一生懸命働いてたり、勉強してたり、

スポーツしてたり、病気と闘ってたり、

 

わたしから見てキラキラしてるなぁって人は

いっぱいいる。

 

キラキラした人たちで世界は溢れてる。

 

自分もキラキラしたいなぁ。

 

アイドルのセンターにはなれなくても

誰かの中の、どこかの中の、

センターになってみたい。

 

この人になりたい! 憧れる!

そう思ってもらえるセンターになりたい。

 

センターって誰しもがなれるチャンスがあって

それを活かす方法は努力しかない

 

そう思って生きてみることにするね。

 

そしたら「後悔」は薄れるかな。

 

でも、やっぱり生まれ変わったら

今度は絶対アイドルになろう。