ピーリカピリララポポリナペーペルト!

いまのわたしがあるのは

沢山の作品と出会ったから。

 

その1つ、最も影響を受けたのが

おジャ魔女どれみ

 

放送開始は1999年。わたしはまだ1歳。

でも、親がほぼ全部のシリーズ、

ビデオテープに録画しててくれて。

 

身体が弱くてしょっちゅう熱だしてたわたしは

寝込むたびにどれみちゃんを観て

元気をもらってた。

 

小学生くらいまでは観てたかな。

けど、時代はビデオテープからDVDに

なっちゃって、あんまり観ることがなくなった

 

あの大量の

ビデオテープももう捨てられちゃったのかな。

 

おジャ魔女どれみ は過去の思い出だった。

 

それが、今年、

20周年を迎えて、映画も公開された。

 

最後に観てから10年以上経ってるのに、

当時はこどもだったから理解できることも

少なかったはずなのに、

先日、全話無料配信を観たら

懐かしい気持ちでいっぱいになった。

 

ストーリーはもちろん、主題歌や挿入歌も

ぜんぜん覚えてた。歌えるくらい。

 

ちいさい頃は、ただただ

 

かわいい、おもしろい、魔法すごい、

どれみちゃんみたいになりたいなぁ、

 

くらいにしか思えなかったけど、

いまはもっともっと楽しめる。

 

ただの魔法使いのお話 ではない。

 

不登校の子を支えたり、

 

魔法使いに憧れている白血病の女の子を、

亡くなる前に魔法使いにさせてあげたり

 

親に本音が言えず窮屈な思いをしていたり

 

幼い頃に離婚してしまった両親をどうにか

仲直りさせて再婚させようとしたり

 

卒業したらみんなと離れてしまう、

このしあわせな時間が終わってしまう、

そんな不安や恐怖と戦っていたり

 

いまの自分にすごく刺さる話ばかり。

 

特に、最後、今までずっと一緒にいた仲間が

みんな夢を追いかけて遠くに行ってしまう時、

どれみちゃんが泣いて格闘するシーン。

 

みんなのこと大好きだから応援したい、

だけど、寂しい。

「なんでみんな私から離れていくの?」

「わたしのこと好きじゃないの?」って。

 

このシーン、いまの自分と一緒。

 

なかなか友だちが出来なくて、

憧れてたキャンパスライフなんて送れなくて

いつも1人で行って、1人で授業受けて、

1人でお昼たべてた。

 

信頼して心の支えにしてた地元の友だちも

新しい友だちができてしまって

帰省しても遊んでくれなくなった。

LINEも返ってこなくなった。

 

そんなときに出会えた親友や仲間。

いっぱい助けられた。

 

だけど、親友とはもうすぐお別れ。

 

仲間たちとは自分のわがままで勝手に抜けて

離れてしまった。

 

なんで自分はこんなに人付き合いが下手くそ

なんだろう。

いつも思ってる。いまも思ってる。

 

でも、どれみちゃんみたいに

誰にでも優しく、素直に、笑顔でいたら、

きっと魔法がかかってくれて、

いつか、しあわせになれるのかな。

 

マジカルステージかかってくれるかな。

 

この先、不安ばかりで苦しいけど

どれみちゃんたちに勇気をもらえた。

 

ひとりじゃない。きっと。

 

いっぱい泣いちゃう作品だけど、

夢と希望もくれる。それがおジャ魔女どれみ

 

わたしの青春。

 

放送はもう終わってしまって、

続編もきっと無くてDVDも少ない。

おジャ魔女どれみ は過去の思い出。

 

だけど、もう絶対に忘れない。

ずっと心の中に居続けてくれる。

 

つらいことがあったり、立ち止まったときは

この気持ちを思い出そう。

マジカルステージを信じよう。

 

全話みかえしてそう思った。

よりおジャ魔女どれみが大好きで大切なものに

なった。

 

いっぱいいっぱいありがとう。

 

ハッピー、ラッキー、みんなにとーどけ!